住民説明会でプロの真髄を見た!
国家公務員住宅の建て替えをめぐり、日照権などを主張する地域住民に対して施工会社による住民説明会がありました。
すでに契約も終了し、工事開始日も決定しているこの事業、容積率や駐車場の配置の割合などを考えても、そこそこ悪くない計画です。
それでも、ローンを組んでこの地を終の棲家と考えていた住民たちにとっては、大きな建物の陰になってしまう現実をそう簡単に受け入れることはできないということでしょうね。
具体的には、駐車場を機械式にしてスペースを確保し建物の高さや位置を変えるとか、多数立ち並ぶヒマラヤスギを保全するなどの要求が住民側から出ています。ただ、地元自治体との調整も済んでいるわけで、住民側の主張を通すことは困難な状況かもしれません。
現実的に考えても、計画を変更するとなれば予算が必要になるわけで、今のご時世、「国家公務員住宅建設に対する追加措置」ってなれば国民から反発が出ることは必至ですしね。
その住民説明会で最も印象に残ったのは施工会社の担当者の対応。
時には怒号や罵声が飛び交う中、取り乱すことなく常に冷静沈着、住民の厳しい質問にも穏やかに回答していました。時には「私の説明の仕方が足りなかったのかもしれません。誤解を与えてしまったとしたら大変申し訳ありません」てな具合に前置きをした上で、結局は従来通りの主張を繰り返したり。
さすが、スーパーゼネコンの現場担当者!自治体や怖い団体を相手に百戦錬磨なんでしょうね。ホント、感心してしまいました。
あの手ごわい担当者が相手じゃぁ住民サイドも大変ですが、双方譲歩して、“落としどころ”を早く見つけなければなしません。
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