森永卓郎氏とメディアの罪
テレビやラジオ、雑誌・新聞にと引っ張りダコの売れっ子経済評論家の森永卓郎氏。
その森永さん、先週月曜日に出演したラジオ番組の中で「株価は底値。今が買い!」の趣旨の発言をされました。ところが、一週間後の昨日月曜には26年ぶりに最安値を更新、今日の午前中にはついに7000円を切ってしまいました。
株の変動は生き物だし、専門家の予測が当らないことだってよくある。もし、予測がはずれたなら誠意を持って弁解し、説明すればいい。しかし、森永氏の昨日のラジオ出演はひどいものでした。
パーソナリティーの大竹まこと氏と阿川佐和子氏から詰問されるも、その"責められキャラ"で逃げまくり、最後は自分の監修したDSソフトを宣伝する始末。ホント、呆れました。
僕は日頃から彼の偏った言動が好きではありませんでしたが、それでも個人の主張を尊重して傾聴するようにしてきました。だけど、やっぱりあの人は真の経済学者ではない。タレント気取りのいいかげんな男だと思う。
先週の彼のコトバを真に受けて株を買い求め、大きな損失を出した人も少なくないはず。もちろん、結果責任は損をしてしまった当事者にあります。でも、原因責任は森永氏にあり、それを許容したラジオ局にもある。
影響力のある人間が軽はずみなことを口にしてはいけないし、発言に対しての責任を持つべき。ましてや茶化すようなやり方は許せない。
僕らが多種多様な情報からより正確なものを精査する力を身に付けなければならないことはよく分かります。それでも、"自己責任"を根拠に誤解を与えるような情報を垂れ流す現代メディアの姿勢を看過することは出来ません。
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