カテゴリー「映画・テレビ」の14件の記事

2007年10月 2日 (火)

エリカ様 反省なんてしなくていい!

沢尻エリカの主演映画初日舞台挨拶でのダンマリ不機嫌事件。マスコミやファン、和田アッコの怒りとバッシングは頂点に達し、ついにエリカ様は「諸悪の根源は全て私にある」とHP上で謝罪しました。

Erika_2あの映像をみて、「なんだよ、あの態度!」って不快な気持ちを持った人は多いんでしょうねぇ。でも、あの滑稽な雰囲気、笑えませんでした?

金髪アタマにでっかいサングラスさして、肩を露にしたヒョウ柄の女の子が何があったか知らないけど「別に」とか「特にありません」とか言って腕組んで司会者にらみつけているんですよッ!面白いじゃん!

あんな態度取ったら猛烈にバッシングを受けて、アッコに何か言われることくらい分かっていて、それでもやっちゃうところがすばらしい!

今回の主演映画のPRでこれまでにはないくらい雑誌やテレビに出まくっていたエリカ様。

僕も何度かエリカ様出演の番組をみましたが、これまでだって結構ひどかったですよ。

今回のダンマリまでには及ばずとも、聞かれた質問に対して不機嫌にトンチンカンな答えをしたり、低いトーンで笑顔が一切ナシだったり。

そんなエリカ様でもオッちゃんMCたちはデレデレで虜になっていたわけでしょ!?"女王様キャラ"としてファンはもてはやしてきたんでしょ!?み~んな一斉にお得意の"手のひら返し"ですか!?

「それでもエリカ様が好き」ってはばからないファンとか「それでも沢尻エリカを使いたい」っていう監督のもとで女優を続けていけばいいんです。皆に愛される女優になる必要なんて全くありません!

朝青龍もそうだけど判官びいきといいますか、あまのじゃくといいますか、なんだか応援したくなっちゃうんですよね。

HPの謝罪コメント、あれってきっと事務所側が用意したもので本人のものじゃないですよね?個人的にはぜひ代筆であってほしい。

謝る必要も反省する必要も一切ない。突っ走れ!

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2007年9月16日 (日)

夏目雅子『ひまわり』

Gallery03_pic1TBSドラマ特別企画『ひまわり』を観ました。27歳で生涯を閉じた女優・夏目雅子と母親との物語にスポットを当てたドラマ。

思ったよりグッと来なかったといいますか、一度も涙をぬぐうこともなく淡々と観終わってしまいました―彼女が"お嬢様"であることはなんとなく知っていましたが、劇中でその要素が描かれすぎていて、ちょっと引いてしまったことがその理由か!?

ま、ドラマの評価はさておき、夏目雅子という女優の存在は没後20年以上を経た現在でも多くの日本人の心の中に今も尚生き続けています。

僕の夏目雅子の記憶は3つ。

Photo_2一つ目はご存知『西遊記』での三蔵法師役。「三蔵法師は男なの?女の?」なんて疑問を持ちながら、家族みんなで毎週かかさず観てましたね。

Photo_5 二つ目は『野々村病院物語』での主任看護婦役。最初は敵対していたはずの津川雅彦演じる極悪外科医のものになっていく姿をなんとも切ない苦しい気持ちで眺めていたのは小学校低学年の頃でした。

Photo_4三つ目は映画『瀬戸内少年野球団』。確か、所属していた地区の少年野球団レッドジャガーズのみんなで町立の文化会館で鑑賞。ストーリーは覚えていませんが、夏目雅子と郷ひろみは印象に残っています。

それにしてもあの存在感や透明感を持った日本人女優は他にはいませんね。今をときめく長澤まさみも沢尻エリカも石原さとみも足元には及びません。ちなみに個人的にはチェ・ジュウの凛とした雰囲気や立ち居振る舞いは夏目雅子のそれに近いような気がしています・・・

5mn_pmhd夏目雅子の名前を目にする度、いつも気にはなっていましたが、『ひまわり』をきっかけにDVDとか写真集とか衝動買いしちゃいそうな勢いです(^‐^)

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2007年9月11日 (火)

HERO

I_wp3テレビシリーズ、ドラマSPともなんとなく欠かさず観ていたキムタク主演の『HERO』。話題の映画版もなんとなく観ちゃいました。わざわざ観に出かけたというのではありませんが、前段の所用が早めに片付き、なんとなく。

感想はと言いますと、"なんとなく″悪くなかったです。

2つの事件の交錯とその点と点を結んで線にしていくストーリー展開は観客を引き込むには十分。

久利生検事と雨宮事務官のがんばりと粘りにうたれ、真実追究に周囲も突き動かされて・・・そして痛快に解決へと向かう!

それにしても最終カットは想定外の展開に観客一同〝ドキッ!″。

ただし・・・
「劇場に足を運んで1800円払ってまで観たいか」と問われれば、答えは「ノー」ですね。2時間のドラマSPで事足るように思います。少なくとも数ヵ月後にレンタルDVDで観ても構わない内容かな。

同じくフジテレビ亀山千広氏製作の『踊る大捜査線』の映画シリーズの方が数ランク上ですね。テレビシリーズとのリンクの仕方や映画ならではの迫力は観るものの印象に強く残りました。

『HERO』の興行収入が『踊る―』にどこまで迫ることができるのか、見ものです。

HERO

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2007年8月21日 (火)

サライと猪木と欽ちゃんと

今年で30回目の放送となった『24時間テレビ・愛は地球を救う』。

♪サクラ~吹雪の~でおなじみのテーマソング「サライ」と24時間マラソンはすっかり夏の風物詩となっています。

日本人はこういう水戸黄門的なストーリーが大好きですよね。分かりきっている展開なのにそれを求めて思わず見入ってしまう。

Photo_2欽ちゃんが66歳で70kmのマラソンに挑戦。満身創痍の身体で放送時間内に欽ちゃんファミリーが待つ武道館のゴールテープを切れるかどうかを涙を流しながらサライ(または「負けないで」)を合唱しながら迎える。結局、時間内に間に合わず・・・かと思いきや次の番組『行列のできる法律相談所』はもともと生放送という特別編成が組まれていてその番組内で感動のゴール!その時の視聴率は42.9%だったとか。

今年の欽ちゃんに限らず、最後はマラソン芸能人がぜ~んぶ感動を持っていっちゃいますよね。他のコーナーやチャレンジは一切記憶の隅に追いやられる感じ。ちょっと気の毒な気もします。

「なんか偽善ぽくねッ!?」とか「毎年飽きもせずよぅやるわ」とか悪態をつきつつ、「欽ちゃんあと何キロかなぁ」なんて思わずチャンネルを合わせてしまうのが24時間テレビマジック。

僕もご多分にもれず、番組終了も近い夕方テレビをつけてみました。画面には〝あと2km〝のテロップとともにボロボロヨレヨレの欽ちゃんの姿が。歩くのもやっとといった風で、「もういいよ、欽ちゃん。よくがんばったよ」とすっかりマジックにはまる僕。

その時です、衝撃が襲ったのは!

Photo_3欽ちゃん応援のために武道館を訪れたのはあのアントニオ猪木。総合司会の徳さんから「応援の声をかけてやってください」とマイクを渡された猪木氏。僕が「ま、まさか・・・」と思った瞬間、やはり世界のアントンはやってくれました!

〝元気ですかッー!!!〝

ボロボロヨレヨレ66歳欽ちゃんに〝元気ですかッー!!!〝ですよっ!?

武道館でこれまで数々の名勝負をみせてきた猪木氏でしたが、この瞬間ばかりは武道館のお客さんも〝どん引き〝でしたね(ToT)

僕自身はこんなアントニオ猪木が大好きですが・・・

来年の24時間マラソンのランナーはアントニオ猪木でいかがでしょ!?

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2007年2月18日 (日)

サイエンスミステリーそれは運命か奇跡かⅤ

60億人が生きるこの地球上には想像を絶するような運命をたどる人々がいることを改めて思い知らされる番組でした。

小学校に通うティアメイはちょっと細身のごく普通の女の子。ある一点を除けば・・・

彼女は生まれて8年間、一度もモノを口にしたことがない。人間の3大欲求の1つである食欲を持ち合わせていないのです。

就寝前に栄養剤を小腸につないだチューブから流し込むことで生命を維持している彼女。

「普通の子と同じように食べて欲しい」という母の願い。8歳の誕生日に用意されたバースデーケーキをほんの一口でも娘に食べて欲しい・・・

Photo_180「食べたくない」という本能と母をはじめとする周囲の人たちの「食べて欲しい」という思いのはざまで葛藤し、涙を流すことしかできなかった彼女の姿には胸をしめつけられました。

次のミステリーは両手両足で四足歩行をする姉弟。人類の進化が逆行したような″先祖返り″か?

彼らの遺伝子の研究も進められ、共通の遺伝子変異が確認されたという。

番組では、週に一度片道2時間をかけて町に買い物に出かけるフセイン氏を紹介。Photo_181

途中、子どもたちの心ないコトバを浴びせられながらも無言で歩みを続け、ようやくたどり着いた商店で手にしたのはわずか2袋のスナック菓子。一体どうして?

19人兄弟のうち、四足歩行を行うのは彼の他に3人の妹。彼女たちは周囲の好奇の目や口汚い罵声を恐れて出かけることができません。そんな妹たちのために彼はどんな目に遭おうとも出かけていくのです。

10年前に亡くなった、四足歩行の兄は同じ境遇の弟妹を周囲から勇敢に守り続けたそうです。自分に兄の姿を重ねながら、妹たちを守るフセイン・・・

これまでのシリーズでも取り上げられてきた肉体年齢100歳の少女アシュリーの前向きな姿にも毎回感動させられます。

Photo_182「誰でもいつ死ぬのか分からない」というコトバや食事の前に「今日も生かしてくれてありがとう、明日も幸せでありますように」と神に祈る彼女の強さをどれだけの者が持ち合わせているだろうか。

フセインもアシュリーも自らの運命を受け入れ、明日に向かって一歩一歩進み続ける姿がみている者の心を揺さぶります。

一度も食べたことのないティアメイもがフセインやアシュリーのように運命を受け入れる日が来るのもそう遠くないかもしれません。

開発が進む″食用をコントロール″できる薬の行方にも注目していきたいと思います。

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2007年1月29日 (月)

「あるある」と江原と細木

またまた「あるある」で"催眠レタス効果"や"味噌汁ダイエット"についてねつ造が発覚したそうな。

こうなるとタウンミーティングのやらせ質問よろしく、「あるある」のこれまでの全放送・全実験をさかのぼって検証する必要が出てきたかもしれませんね。

実は「あるある」にはこれまでもしばしば"嫌疑"がかけられていたし、「また『あるある』にダマされた。」(鷺一雄著・三才ブックス)などの出版物まで出されていました。

にもかかわらず、「あるある」が長寿番組・高視聴率、尚かつ影響力を維持していたという現実・・・

Photo_181この「あるある」騒動に接していてふと考えたことがあります。それはここ数年ブームの続いている占術(?)の類のこと。江原啓之のスピリチュアルカウンセリングとか、細木数子の六星占術とかね。

ま、この手のものは今に始まったことではなく、遥か昔からこの地球上のあらゆる所で続いているものではありますが・・・

Photo_179六星占術は高尚な学問を紡いで細木数子が完成させたものらしいけど、「地獄に落ちるわよッ!」とかなんとか、何の科学的根拠のないことを誰かに言い放っちゃうわけでしょ、あの品のない顔したオバはん。

「何の科学的根拠のないまま」ということでは「あるある」と同じと言えませんか?江原も細木も。

そんな科学的根拠のないことを時には数千万人にのぼる視聴者に対して垂れ流ししてるんですよ、テレビなんつうものは!

奴らの透視や占いによって救われた人がいるように、「あるある」の提唱したダイエット法の実践で「ワタシ、やせたかも~」ってウキウキした気分になった人がいるに違いない。

「あるある」は確かに性質(タチ)悪い!どうしようもない!救いようがない!

だけど、江原だの細木だのを引っ張り合って視聴率や部数を稼ごうと考えるテレビ業界や週刊誌業界が、さも正義面して「あるある」を吊るし上げる姿にはヘドがでるッ!

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2007年1月26日 (金)

松ちゃん 映画製作発表

ダウンタウンの松本人志さんが映画監督に初挑戦するということで発表会場には500人を超える記者が集まったとか・・・

彼の笑いはおもしろい。彼の書くエッセーも映画評論もネタも世間の評価と同じく、僕も高く評価しています。ゆえに初監督映画についても少なからず期待しています。

ただし、昨日の会見はいただけない。

Photo_177あれだけの記者を集めておいてほとんど何も語らなかったことを"戦略"などと看過することはできません。マックグリドルかっ!?

要するにナメてんだよ!おちょくってんだよ!記者たちを、そしてその向こう側にいる視聴者やファンたちを!

ダウンタウン松本といえば芸能界では超トップランク。

そんな彼がどんな非礼な記者会見を行おうとも誰も何も言えません。彼の批判はご法度なんでしょうね。

ワイドショー、スポーツ紙すべてが彼の初監督作品に期待を寄せる報道の仕方をしていることに、なんだか引っかかるのは僕だけなんでしょうか・・・

才能があればなんでも許されちゃうのかしら?

僕は昨日の会見をみて、彼をすっかり嫌いになりました(-.-)

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2006年10月20日 (金)

Dr.コトー診療所2006

Topics8_c_pic1木曜10時からフジテレビ゙系列で放送中の『Dr.コトー診療所2006』は秀作です。

3年前のコミックのドラマ化に始まり、その後も「特別版」が放送されたりしているフジテレビの看板ドラマのひとつ。

孤島・志木那島の診療所を舞台に、都会から来た敏腕外科医と島民の交流を通して、離島医療の現場や人々の優しさを描いています。

コトー先生役の吉岡秀隆。"医療ミスの過去を持つ"医者の陰ある部分を見事に表現しています。吉岡自身、尾崎豊の弟分であったことでも有名で、かなり繊細なハートの役者。まさにハマリ役!

シリーズを通しての中島みゆきが歌う主題歌「銀の龍の背に乗って」も作品に力を与えています。

Trailer2_conp柴咲コウ、時任三郎、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、大塚寧々、蒼井優、桜井幸子、大森南朋、堺雅人などのキャスト陣はテレビだけではなく、銀幕でも活躍する主役級・準主役級や演技派ぞろい!

実際に孤島で合宿をしながらのロケということでキャストやスタッフたちが本当の家族みたいになっちゃうんでしょうね。それが演技や映像にそのまま表われていて観ていてとても心地いい。

たぶん、自分も島民の一人になった気分で観れるんだと思います。そんなねらいで制作しているんでしょうけど・・・まんまとハマッてます。

ゆったりとした島特有の時間の流れと共にドラマも進んでいくわけですが、ひとつのドラマの中で数多くのサブストーリーが同時並行的に進んでいくというのも惹きつけられて止まない理由かもしれません。

コトー先生と島民の関わり、コトー先生と彩佳の恋模様、彩佳の乳がん、彩佳の母親の病気、剛洋くんの単身名門中学生活と父親との親子愛、新人看護士ミナの成長、幼なじみ重ちゃんと正ちゃんの奥底でつながる友情・・・

もっともっと多くのいろんな話題が同時に進展しているのにまったくうるさくないし疲れない。なんでだろう?やっぱり島民気分になっているからでしょうかねぇ。

それにしてもフジテレビは『北の国から』然り、『白線流し』然り、長期観察型というかバーチャル体験型というか目先だけのに囚われないドラマを世に送り出しますね~。

『北の国から』で吉岡演じる純くんは結ちゃん(内田有紀)と添い遂げたわけで・・・そんな吉岡と有紀ちゃんはプライベートでは別れてしまったわけで・・・倉本聰も田中邦衛も二人に気を遣って「もう一回やろう!」とはきっと言わないわけで・・・だから、この『Dr.コトー診療所』が吉岡にとってのライフワークになるはずなわけで・・・ 

勝手に期待しています!

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2006年10月 8日 (日)

『独占取材!私だけが知っている小泉純一郎』

Clip_image001放送前から注目を浴びていたこの番組、連休の中日ということもあるし、かなり高い視聴率だったでしょうね。

笑福亭鶴瓶演じる飯島秘書官の目線から、小泉政権5年間を振り返る再現ドラマあり、アニメーションあり、実映像ありのなかなかの力作でした。

061008koizumi_1内容的には、永田町の人間や政治ウォッチャーであればすでに知っているようなものばかりでしたが、閣僚人事の際の"呼び込み電話"をソファーに寝転がりながら、かなりリラックスした状態で行っていたことや一回目の訪朝のとき、金正日のペースにはまらないように"握手は第二間接まで、腕は突っ張って"との作戦を立てていたことなどはとても興味深く、小泉さんの人間らしさを垣間見たエピソードでした。

そういえば自民党総裁選の真っ只中、三候補とその応援議員が出演した日テレの番組でも岩城滉一が小泉総理を演じる再現ドラマをやってましたよね。

それにしても退任からひと月も経っていない前総理の"回顧録"がこのような形で放送されるというのは極めて異例なこと。それだけ小泉純一郎がこれまでの総理や政権とはまったくちがっていたということでしょう。

ただ、こういったメディアの動きに若干の危うさを感じます。

これらの番組を制作するにはかなり深い取材を行う必要があり、そのためには関係者の協力なくして実現し得ません。

当然、番組の方向は"小泉賞賛"へと偏りがちになる。小泉政権の是非についてはもう少し時間を置いて判断されるべきなのに退任後たった2週間で「是」の印象を国民に植え付けてしまう。

今日のフジテレビの番組ではスタジオナビゲーターの安藤優子キャスターやナレーションの寺田農が"小泉政権が残した負の遺産"について触れる場面もありましたが・・・

図らずも今朝のサンプロで田原総一郎が竹中平蔵に向かってこう言ってました―「マスコミは与党に反対することで食ってるんだから」と。

メディアが世論を形成していくという事実は確かにあるかもしれません。だけど、作り手に過信があってはならないと思う。

一定方向の情報だけを垂れ流し、「どう判断するかはみなさんのご判断ですよぉ~」みたいなのはあまりにも無責任では!?

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2006年9月16日 (土)

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー

ここ数年、月9(ゲツク)ドラマを観ることはメッキリなくなりましたが、日テレ系列で土曜9時枠のドラマ・土9(ドック)ドラマはお気に入りです。先回『ギャルサー』も秀作でした。

Photo_84今夜最終回だったのがTOKIO長瀬智也主演の『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』。土9ならではのウルトラ級の非現実的なハチャメチャな設定。ヤクザ一家の若頭で27歳の主人公(長瀬)が「跡目を継ぎたいなら卒業証書を持って来い!」と父で組長の市村正親に告げられ、嫌々ながら裏口入学した名門私立高校で高校生活を送るっていうストーリー。

ヤクザであることや27歳であることを直隠しにしながらも「青春」を味わう長瀬。「すっげぇーバカで不良なオレを小学校の担任も中学校の担任もあきらめていた。でも先生はあきらめなかった」と泣きながら担任教師(香椎由宇)に訴えるシーンは胸を打ちました。

そんな彼がクラスメイトや教師たちを変え、そして自分自身も大きく変化していく・・・最近の土9の傾向としては"想定外"の事件を巻き起こす主人公に最初は嫌悪や戸惑いを抱く周囲の者たちが次第に影響されていく、ってな感じでして視聴者である僕たちも引き込まれちゃうわけです。

長瀬がヤクザの若頭でしかも10歳もサバを読み、自分たちをだましていたことに「もう忘れよう」というクラスメイトたち。しかし、最後は「彼がこのクラスにいたのは紛れもない事実。彼が私たちを変え、私たちも彼を変えた」というお決まりな展開に安心した次第です・・・

ドラマや映画よりも奇異で暗澹とした現代社会にちょっと古くさくて気恥ずかしいようなとっても分かりやすいメッセージをストレートに投げかけるこの手の作品は大好きです。

総裁選の中で麻生さんが度々引用しているマザーテレサのコトバ「"愛情"の反対語は"無関心"である」―親子間の"無関心"が親が子を殺し、子が親を殺す。友だち同士や近所の人たちへの"無関心"が不必要ないざこざや殺人を生む。

その大小はともかく、ある人が存在は必ず周囲に変化をもたらし、そして周囲とのかかわりの中で自らも必ず変わっていく―闇の中で苦しむ人たちへのヒントかもしれません。

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2006年8月20日 (日)

続・「脳」のこと

前回に引き続き・・・

Photo_58もう一つが切実な「脳」のお話。脳の萎縮などが原因で起こるあの問題。そう、ちょっと前までは″ボケ″などと表現していた″認知症″を取り上げた番組。

ここ数年、認知症老人の在宅介護が増加しているといいます。全体の約半数。しかし、これは「家族が最期まで面倒を見たい」という希望から生まれた数字ではなく、特別養護老人ホームなどの施設が物理的に足らないという状況下、「致し方なく家で面倒をみている」という悲しい現実があるようです。

番組には認知症の姑と足の不自由な舅の面倒を見続ける40代女性と時に自分のことすら忘れ、恐怖の声まで上げてしまう妻を介護する70代後半の夫の2つの例が取り上げられていました。どちらも身につまされる思いで観ました。

前者の女性は介護のために仕事を辞めたそうです。姑は日ごとに認知症の症状が悪化する、介護の充実した施設に入れなければならないが経済的に余裕がない、精神的に追い詰められていく―そんな悪循環。

70代の男性は外で「こわい人に追いかけられているっ~」と大声で妻に叫ばれたり、ちょっと目をはなした隙に大ケガをさせてしまったり。それでも「自分が彼女を看取ってあげなければ誰が看取るのか」と健気に介護を続けていく彼の姿に打たれました。

僕の両親は健在で自営の仕事をやっていますが、父親は65才、母親もあと2年で還暦を迎えます。加えて90才の祖母もいます。今のところ、田舎で3人で暮らしているわけですが、近い将来、番組でみたご家庭と同様の境遇になる確率は非常に高い。にもかかわらず何の準備もしていない・・・

僕の家族だけでなく、日本全体が直面するであろう老人介護の問題。″介護疲れ″から愛しき家族を殺めるような聞くに堪えない事件を耳にすることも度々です。この国の住人として、国や市町村の施策の充実を訴えていくと同時に僕たち一人ひとりが個人の問題として真剣に向き合わなければならないことだと改めて実感した次第です。

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2006年8月19日 (土)

「脳」のこと 

興味深いテレビ番組を立て続けにみました。

Photo_57"まわり寿司"の回転方向って意識したことあります?日本全国9割の廻り寿司店が"左まわり"なんですって。たまたま前日の昼飯が『かっぱ寿司』だったもんで思わず番組に食いついてしまいました。

機械の開発の問題ではなく、しっかりとした根拠があって戦略的に"左まわり"を採用しているんだそうです。日本人の多くが右利きで、左手で流れてくる皿を取るということがその根拠。利き目というのも影響するらしい。実験もしてましたが、"右まわり"ではやはり売り上げが減るという結果が出てました。

産経新聞のテレビCM。アンガールズが声優をつとめる二人のサラリーマンが居酒屋での"ほかに知るべき事がある。"どうでもいい話の中に「回転寿司のスピードは時速1.4㎞なんだってぇ」っていうくだりがあります。まわるスピードも人間の心理、脳には大きな影響を及ぼすようです。

速すぎると「マグロ→脳で認識→脳から手を伸ばす命令→手を伸ばす」という一連の動作が間に合わない。逆に遅すぎると手元にお目当ての皿が届く前に脳での認識や命令が終了してしまって欲求が薄れてしまう―そこから適度なスピードが算出されたんだそうです。

ま、生まれてこのかた"左まわり・1.4㎞/h"のまわり寿司しか経験していない人が実験したら当然"違和感"があって食欲減退するような気もしますが・・・松村やイジリー岡田ではなく、まわり寿司など体験したことのないであろう叶姉妹とかデヴィ夫人で実験していたら結果もちがった!?

Photo_56それから夕刻の番組では″手と腕の組み方で本当の性格が分かる″という、とっても興味深い仮説が。手の指を組んだとき、親指が下にくるのは右(う)、左(さ)?腕組みしたとき、手首が下にくるのは右(う)、左(さ)?実はこの手と腕の組み方には、「脳のクセ」があらわれるというもの。

手と腕の組み方で人の性格は4つのタイプに分けられるんだって。
「ささ(手・左、腕・左)脳」は、まじめで几帳面。
「うう(手・右、腕・右)脳」は、楽天的なマイペースタイプ。
「さう(手・左、腕・右)脳」は、世話好きなおおらかタイプ。
「うさ(手・右、腕・左)脳」は、個性豊かな負けず嫌いタイプ。

ちなみに僕は「うさ脳」でした―ま、これも5000人のサンプルデータを検証したものということなのでかなり″マユツバ″ではあります。男女での差は?外国人だと?とかね。血液型の性格判断でも言えることですが、人間をたった4パターンぽっちでくくること自体に若干の無理を感じます・・・

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2006年6月25日 (日)

ギャルサー

最近の若い世代はあまりテレビを観ないそうで。その理由は簡単で、要するにテレビよりも面白いことが周囲に溢れているから。ゲームだったり、ネットだたり、漫画だったり…そんな時代の流れに逆らうかのように僕は根っからのテレビっ子でして。ドラマも好きです。社会人になってからはさすがにビデオに撮ってまで観ようということはほとんどありませんけど。

Gal_00先ほど最終回の放送が終わったばかりなのが日テレ系土曜9時枠の『ギャルサー』。藤木直人演じるカウボーイと渋谷のギャルや商店街の人々との青春コメディー(!?)で、とにかく設定はメチャクチャ。渋谷の街で投げ縄ビュンビュン振り回したり、公園にデッカイ落とし穴掘ったり、アリゾナ砂漠で暮らすジェロニモ(古田新太)となぜかブロードバンドでテレビ電話でつながってたり…だけど、そんな全く非現実的なバカバカしい設定にもかかわらず、全体のテーマや一話ごとのメッセージが抜群にいいドラマでした。僕の評価は☆☆☆!いや~、好きなんですよね、こういうの。

自分が何をしたいのか分からない、夢がない、学校でも家でも自分の居場所がない、だから同じ境遇を感じるギャルたちが似たようなメイクと格好をしてサークルに集まってくる…渋谷の街に群がる彼女たちに「ウザイッテドウイウ意味ダ?」「相手ガ目ノ前ニイルノニ、ナゼ言葉デ話サナイ?ナゼ、携帯メール?」ナゼ?ナゼ??ナゼ???といった具合にアリゾナからやって来たカウボーイ藤木はストレートにぶつかっていく。価値判断・価値基準が180度ちがうカウボーイ藤木を最初は全く眼中外のギャルたちも最終回に向けて徐々に彼のコトバを心に刻みだす…

食事の際の決めゼリフ、“アリガトウ大地。アリガトウ太陽。命ヲアリガトウ!”
このドラマは飽食・消費社会の現代日本全体を渋谷のギャルに置き換え、“忘れかけている大切なものを思い出してほしい”という作り手のメッセージがビンビン伝わってくる秀作でした。

彼女たちの“オトナたちへの抵抗”の場面では、そのオトナたちも実は30数年前は学生運動で当時のオトナたちと闘っていたってことを彼らに思い起こさせ、最後まで受け入れることをしなかった30数年前のオトナたちとは違った形で彼女たちと向き合おうとする現代のオトナたち…

アリゾナに帰ることになったカウボーイ藤木に「この街にはアンタが必要なんだよ。行かないで!」と泣きながら懇願するギャルたち。対して彼は「コノ街ガ嫌イダ。コノ街、食ベ物ヲゴミノヨウニ捨テル。ソレニ慣レタ人間、ヤガテ食べ物ニ感謝シナクナル。コノ街、家ニ帰ラナクテモ生キテイケル。ソレニ慣レタ人間、ヤガテ親ニ感謝シナクナル。コノ街、夜デモ灯リガツイテル。ソレニ慣レタ人間、ヤガテ太陽ニ感謝シナクナル。コノ街ハオマエタチノ街ダ。オマエタチデナントカシロ。」と最後のメッセージを贈る…

ドラマも人も正攻法で主張してくるタイプとちょっと茶化したり軽~いスタンスで主張するタイプがありますが、僕は圧倒的に後者が好み。ちなみに“小林よしのり”よりも“やくみつる”の方が好きです。

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2006年6月 2日 (金)

『日本沈没』試写!映画議員連盟

“議員連盟”とは国会議員のセンセたちのサークルみたいなもの。サークルといってもテニスやスノボーに興じるということではなくて、当然“政策もの”ということになります。
与野党それぞれ自分たちの党内に存在しますが、自民党内では200とも300とも言われていて、党でも詳細は把握していない様子。それりゃそうです。だって、例えばうちのセンセが「○○議連立ち上げました!」って宣言した時点で新たな議連が成立するわけですから・・・

他にも党をまたいだ議連もあります。有名なのが「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」。そう、「拉致議連」ってやつです!それから「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」。“与野党国会議員が靖国に参拝!”なんていうニュースでお馴染みかもしれません。

そして映画の振興のために設立されたのが「映画議連」。メンバーはかなりの数で、主な活動としては国会に隣接する憲政記念館というところで不定期で開催される試写会。それもその試写会、映画議連のメンバーでなくても鑑賞可能!もっと言えば、秘書でもOK!もひとつおまけに秘書の友だちでも奥さんでも子どもでもOK!かなりフリースタイルな議員連盟なのです。

僕個人で言えば毎回案内はいただいていたものの、なかなか都合がつかず、今回初の試写会だったんですが、常連秘書さんに聞いたところ、「普段は単館上映しているような作品が多くて、スカスカの時もある」とのこと。

Nihon_chinbotsu 昨夜その試写会が立ち見の出るほどの超満員に!上映されたのは7月15日公開、草彅剛主演の話題作『日本沈没』。
この『日本沈没』は僕の生まれた1973年に小松左京が発表した原作がすぐに映画化されたもので当時史上最高の5億円が制作費に投じられたそうです。

内容を詳しく言ってしまうと営業妨害になってしまうので差し控えますが、かなりダイナミックでインパクトが強い作品でした。
会場の憲政記念館は専門の映画館ではないのでスクリーンやスピーカーも持ち込み。最端席に座った僕のすぐ横にはBOSEのドデカイやつが!
地震の地鳴りや猛津波の轟音、大噴火の衝撃などまるで“体感シアター”のごとく体中にビンビンと振動が走りました。ま、建物が古いせいもあるのかしら・・・

もちろん、フィクションなわけだし、非現実的なエンターテイメントなわけですが、たまたまジャワ島で大地震が起きたり、政府の地震調査研究機関が発表した首都圏での“大地震(M7)発生率発生確率”が今後10年以内で30%、今後50年以内で90%などという事実を目の当たりにすると全くの絵空事として済ますことはできなくなっちゃいます。

“生きていくことって何だろう?”“お金なんてなんの役にも立たない!”“誰かのために命をかけられるだろうか?”いろんなことを考えさせられる秀作でした!

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